ZAP SPEED RACING TEAM

ドライバーオーディション広告

2012年秋期オーディション参加者

日本を代表するトップドライバー小暮卓史選手や石浦宏明選手もZAP SPEEDのドライバーオーディションを最初のチャレンジにしてステップアップして行きました。

現在ZAP SPEEDで活躍しているスーパーFJ、F4、F3ドライバーも半年〜数年前にはこのオーディションを受けてチャンスを掴んだ人達です。

次はあなたの番です。


誰でも最初から早い訳では無い。
だから、速くなる為の環境が大切なんだ。

予選を制したのは金井選手。MC090にTOMSエンジンという組み合わせだ。
フロントローには西日本シリーズチャンピオン服部選手。3番手には中山選手供にZAP F108戸田エンジンの組み合わせだ。4番手は伴選手。スピードのある選手なので充分優勝の可能性はある。5番手は西村選手ZAP SPEED出身のエクシズの選手、アルミのクラスではトップだ。6番手は栗原正之選手トヨタテクノクラフトのはやぶさプロジェクトのマシンだ。R&D10VにTOMS製エンジンを積む。栗原選手もZAP SPEED出身の選手。

セミファイナルでは中山選手がスタートを決め、ファステストラップを記録し優勝。2位は金井選手、3位は服部選手となった。

ファイナルでは中山選手と金井選手が序盤バトルを繰り広げ、中山選手が前に立つと徐々に間隔は離れて行った。服部選手は上位2台より2秒遅いペースでインを徹底的に守る伴選手の攻略に手こずり、その間トップ2台は大きく離れて行き勝機を失った。伴選手は単独スピンで戦線離脱。服部はそれまでより1秒以上速いペースで前を追うが、その間隔は余りに広がり過ぎていた。中山選手は12周目にファステストラップも記録し初優勝。日本一の称号を手に入れた。

今回は服部選手と同じZAP F108していた為東日本シリーズチャンピオンを獲得した武平選手が欠場し、日本一決定戦と言いながら東西のチャンピオンが揃わないという事態になってしまいました。しかし、同じZAP F108を駆る中山選手の優勝で、武平良介選手が東日本シリーズチャンピオンとJAF GP獲得、服部晃輔選手が西日本シリーズチャンピオン、中山雅佳選手が日本一決定戦優勝とZAP F108は4冠を達成しました。

S-FJ & F4 MASTERS RACE in MOTEGI
2012 S-FJ & F4日本一決定戦　ツインリンクもてぎ・フルコース

Aグループ予選ではFCJ優勝経験もある実力者元嶋選手がポールポジションを獲得、鈴鹿開幕戦優勝者の宇井選手がフロントロー。
Bグループ予選ではもてぎシリーズチャンピオン山下選手がPP、成長著しい坂口選手がフロントロー、鈴鹿チャンピオン石川選手が3番手となる。

Aグループ第1レグでは飯田選手が元嶋選手よりも3秒近く遅いラップで完全なブロックラインを走行、宇井選手が果敢に攻めるがバックミラーを見ながらブロックが続く、この間に予選6番手から上がって来た湯澤選手も追いつき団子状態となる。その間元嶋選手は楽に逃げ、飯田選手、湯澤選手、宇井選手の順でゴール。
Bグループ第1レグは圧倒的なラップタイムで止ました選手が独走。鈴鹿チャンピオンの石川選手と坂口選手が入れ替わり小河選手が続いた。

ファイナルはスターティンググリッドで石川選手がコース脇にマシンを停める。マシントラブルでスタートが出来ない様子だった。優勝候補の一角だっただけに非常に残念な結果となった。

レッドシグナルが消灯し一斉にスタート。3ワイドになって1コーナーに侵入して行くが、ここでマシンが乗り上げ一台がコースアウト。幸い大きな怪我には至らなかったがヒヤリとする場面だった。この後に優勝候補の石川選手がコースアウトし最後尾付近まで順位を下げる。上位に上がっていた東北シリーズチャンピオン湯澤選手もコースアウトしてレースを終える。
ペースカー退去でレース再開し間もなく飯田選手を元嶋選手が抜いてTOPに立つ、2位にはフロントウィングを大きく曲げながら順位を上げ続けた坂口選手、3位は宇井選手となったが、坂口選手はペースカーランの最初に誤って元嶋選手を抜いてしまい（直ぐに戻ったが）20秒加算のペナルティとなってしまった。ペースカーランでトップを走っていたが4位に遅れた飯田選手が3位に繰り上がった。

優勝は元嶋選手。SRS-FアドバンスのスカラシップでFCJに2年間出場し優勝経験もある格上のドライバーだけに安定した強さを見せつけた。FCJ同期の平川選手、中山選手同様上のクラスでの活躍を期待します。

S-FJ & F4 MASTERS RACE in MOTEGI
2012 S-FJ & F4日本一決定戦　ツインリンクもてぎ・フルコース