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久しぶりのコラムですね!前回マネージャーからこれ以上情報公開しないでってことでしたが僕のコラムを心待ちにしている人はいないとはいえ、せっかくここを訪れてくれた人の為にも出きるだけお話ししましょう!まぁ僕が書いていることなんて情報公開なんて大げさな物ではなくレース屋さんなら誰でも知ってることですから! 前回書いたように、走行前に温感時を想定して冷感時の内圧を決定しますがそれにはまず温感時の適性内圧を決めなくてはなりません。使用タイヤのメーカーにまず適正内圧を聞いて、そこから初めて色々な内圧をテストします。早い話しがタイムが出る、もしくはコントロールしやすくなる内圧がベターなんですが、テストのポイントはメーカー適正値に余り捕われないのと、テストを担当するドライバーがセッティング能力に長けているか、もしくは速いドライバーというのが条件です。 メーカーの設計時での内圧がベストならテストをする必要はありませんしテストを行なうドライバーがシッカリと車の動きを把からないと(セッティング能力に長けていないと)テストになりません!また本人が車の事を理解していようがいまいが、速いドライバーはグリップの限界域で、走っているため車の変化に対しては敏感に感じ取るもので、大抵タイムにそれが現れたりします。 言いかえれば遅いドライバーが限界内で走ったフィーリングほど当てにならないものは無いということで、確かにフィーリングが変化したとしてもそれが最後のコンマ数秒を削ることに正解なのかどうかは解らないのでテストをするってことは良いドライバーがいてのことなんです! 「速いドライバーがいなくてはテストできない!」 こう言ってしまうと身も蓋も無いかもしれませんが、シューマッハはタイヤテストで内圧の0.0幾つの違いでの車の挙動変化を正確にエンジニアに伝えることが出きるというのを聞いた事があります。だからこそウン十億円を稼げるのでしょうね。 さてさて肝心の内圧を決めるというか変更しようするときはどのような時かってことはやはり誰が見ているかも知れないので詳しいことは企業秘密ってことで!チーム員専用の掲示板にはかなり詳しく走りやセットの方法も書いてあるのでチーム員は是非目を通しておいてくさい!また個人的にであればサーキットで見かけた時にでも直接僕に質問して頂ければ詳しくお話ししますよ! 見た目は怖そうかも知れませんがチーム員は知っての通り実際はチョー優しいですから! (←前のページへ戻る) |
□■ 内間淳 □■
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