ZAP SPEED RACING TEAM |
私の独断による結論から言うと特に底辺カテゴリーでは、「結果が全てでは無い!」と思っています。本来腕を磨く場であるFJクラスでは絶対です!(結果も悪い、内容も悪いではお話になりませんが(笑) 「レースは結果が全て!」とは良く言われることですが、これは勝者が使う言葉ではなく敗者が負けを他人のせいにせず、自分が不甲斐なかっただけだという時に使われるのが、正しい使用方法であると思います。 ZAP SPEEDでは「速さ(スピード)で勝負しなさい!」もしレース中に抜かれたら、今度は自分が相手よりもっと速く走って「抜き返しなさい!」と教えています。たかがFJクラスでブロック(ストレートでの蛇行等)で勝ってどうするんですか?あんなにタイム差があるF1ですら抜けないのにFJの筑波なら実際1秒以上相手より遅くてもその気になれば抜かせないようにするのは簡単です。!心配しなくてもブロックは練習なんかしなくても誰でも出来るから大丈夫です。だからといって簡単にインを空けていいとか、インを刺されたからと言って諦めろといっている訳ではありませんよ。 筑波の1コーナーを例に出すと、最終コーナーでミスしない限りブレーキングで頑張ればそうそう刺されることはないし、自分がミスを犯しまたは相手の方が最終コーナーが速く1コーナーでインにノーズを入れられた時も、そのポジション(位置関係)のまま {頑張って平走} すれば次のヘアピンでは自分がイン側をキープ出来るのですから。 その時は必ず相手の走行ラインを1台分空けて置くことは当然で、もし自分が反対にインを刺す側でもコーナー出口でわざと膨らんで行って相手のラインを潰す事も同じくダメです。アクセルワークひとつでラインを空けることは出来るのですから、アンダーが出てしまってと言うのは、通用しません!走っている本人が1番解っているはずです。ブレーキングで完全に前へ出られることはそうそう有りませんし、もし出られたのならそれは自分のミスです!それこそ今度は相手より速く走って抜き返しましょう!最悪なのは自分が最終でミスをしてストレートですでに相手が横に並びかけてくるのを幅寄せして防ごうとする行為です! これはハッキリ言えます。FJごときでブロックで勝って喜んでいるドライバーが上のクラスで通用したのは見たことが有りません! たとえ運良くチャンピオンを取ったりステップアップできたとしても、知らない内に消えていってしまいます。車の限界で走ろうとするレースで平走してコーナーを走るのは、ステアリングアクセルワークともかなりのテクニックが必要です。 それでも当たらない! 跳ばない! 強くて早いドライバーを目指してほしいものです。 車速の低い底辺カテゴリーですらサイドバイサイドのレースが出来ない=レベルが低い。こんなことじゃ世界に通用するドライバーが出てこないのはあたりまえ!しいてはそれがレースを面白くなくしていて、レースファンが増えないってことに繋がるかも?チョット飛躍しすぎかな? 以前底辺カテゴリーからプロ意識を持ってレースをするのは大事なことだと言う事をお話ししました。勝ちたいという意識を強く持つのは大事ですが、自分たちとはレベル(ここでは省くがテクニックだけじゃなくスポンサーや露出などさまざまな要素を含む)の違うレースをテレビで見て正当なブロック、不当なブロックの違いもわからずに単純にブロックしても良いんだと勘違いしているバカなドライバーが多いのも日本のレース界では育成ということを理解しておらず、底辺カテゴリーで結果だけを求めたり、ドライバーの素質を見ぬく力が無い指導者がまだまだ多いのかも知れません。少数ですが必ず見ていてくれる人はいるので自分の能力を信じ、結果にこだわらず、まずは速さを身に着けるようガンガン行きましょうよ!! たかだか入門クラス何時もコースレコードを狙って、ブッチギリのレースを目指して走ろうぜ! 困ったもんで、こんなに言っても私が見ていないと思ってセコイことをするチーム員がたまにいます。まぁ抜かれたくない一心で無意識にそのような行為をしてしまうのかもしれませんが。もし同じカテゴリーに参戦している方でウチのドライバーに不当なブロックをされた時は厳しく注意しますので遠慮せず私に言って来てください。(笑) (←前のページへ戻る) |
□■ 内間淳 □■
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