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モータースポーツにおいてプロフェショナルといっても特別な資格があるわけでは有りません。 野球やサッカーと違いアマチュアとプロの境が非常に曖昧で極端な話、私はプロですと宣言したその日からプロに成れるのです。たとえ入門カテゴリーのFJ1600でも、良い意味でのプロ意識を持って参戦するのとその意識が無いのでは、 レースへの取り組み方がまったく変わってくるのでは無いでしょうか? 若い皆さんは知らない方が多いと思いますが、毎週テレビで放映されるメジャースポーツのなかではプロゴルファーに近いかもしれません。実力主義のアメリカでは元より、日本でも一応プロライセンスという資格はありますが最近になって,プロテストに受かっていなくても、実力がありプロ宣言さえすれば試合に出て賞金を稼ぐことができます。 しかし現実はどうでしょういくら「俺はプロだ!」と本人が言っても、実力=アマ時代の実績が無ければ、試合に出ることさえ出来ません。競技人口が何万人といてプロライセンスを取得している人が2000人近くいる日本のゴルフですら純粋に競技者として生活できる人は 50人にも満たないと聞きます。 競技人口が少なく、 一般スポーツとして認知されていないモータースポーツのプロドライバーへの門はプロゴルファーよりさらに狭きものです。世の中には運転がうまい人は大勢いると思いますが、「車の運転が好きだ」「競争が好きだ」 と言うだけでは自己満足のプロにはなれても真の実力が無ければ飯が食えないのです。 では飯が食えるプロドライバーの真の実力とは何でしょう? 次回はプロとしての実力についてもう少し詳しくお話しましょう。 (←前のページへ戻る) |
□■ 内間淳 □■
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