ZAP SPEED RACING TEAM

VOL.7：第7回 FJ-1600東北地方選手権シリーズ・第4戦

前回の第３戦より約３ヶ月。ずいぶんと間が開いてしまいました。季節は夏を通り過ぎすっかり秋。今回の舞台は紅葉が見頃な仙台ハイランドです。

17日～18日　練習日
心地よい秋晴れの中始まったレースウィーク。日差しは暖かいのに、時折吹く風は秋の冷たさを運んできます。路面温度はあまり上がりませんでしたが、コンディション的にはかなり良く、良いタイムが出やすい状況といえます。初日は僕にとっても久しぶりの走行となったので、1本目は慎重に走り抜きました。2本目からは攻めていこうと思ったのですが、スピンを喫してしまいます。そして赤旗。3本目も走り出して直ぐに赤旗が出てしまい、結局あまり走ることは出来ませんでした。2日目もグッドコンディションでの走行となりました。タイムも前日よりはそこそこ上げる事ができましたが、やや本調子には戻ってない感じもしました。

19日　公式予選
決勝日も秋晴れの中行われました。予選が開始となりコースイン。
僕は一番先頭でコースインし、最初からガンガン攻めます。タイムも徐々に上がってゆきます。しかしグリップ感が思ったよりも低く自分の思うように走らせる事ができませんでした。結果、予選は笠江選手にポールを持っていかれてしまい、自分は2番手に甘んじることに。

決勝
前戦、前々戦に続きまたしてもセカンドグリッドにマシンを付けることとなりました。
つくづく自分は予選が下手だな、と反省。まぁここで反省しても仕方がないので、今は勝つことに専念します。　フォーメーションラップが終わりいよいよスタートの瞬間。レッドシグナルが消えクラッチミート！ふと横を見るとポールの笠江選手はまだ動いていません！どうやらスタートに失敗したみたいです。そのまま僕はトップで1コーナーを抜けていきます。正直、「勝った」と思いました。そして同時に絶対手を抜かずぶっちぎりで勝たなくては、とも考えました。結局その思いが裏目に出てしまい、シケイン入り口で無理をしてスピンアウトをしてしまい、リタイアとなってしまいました。

こんな悔いの残るレースをしたのは初めてで、非常に残念です。結局チャンピオン争いは最終戦に持ち越されることとなりました。ここはしっかり気持ちを入れ替えて、チャンピオン獲得を目指します！ありがとうございました。

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□■　遠山勇人　□■

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