夕闇迫るサーキットの駐車場。
7、8人の二つの男の集団がなにやら円陣を組んでゴチャゴチャやっている。
そして次の瞬間、サーキット中にこだまする大音響が轟いた・・・。
「じゃ〜んけ〜んぽんっ!!」
スタッフも見学者も練習生もインストラクターもやりたい人は参加のZAP SPEED名物の大じゃんけん大会。「ジューじゃん」
いい年こいた大人が手の平に力を込めて振っている。
負けたら全員にジュースをご馳走しなくてはならない無礼講のデスマッチ。
監督なんてこめかみに血管鬱血してますよ。
ZAP SPEEDって馬鹿の集団?? いやいや純粋なんですよ。
この前なんて折角応援に来てくれたZAP SPEED OBのフォーミュラニッポンドライバー石浦選手が負けて全員にジュースを奢っていました。
「教えてやろうと思ったのになんで俺が・・・。」
人数が人数だけに、そしてサーキットの販売機は巷よりもお値段高め。だから負けると結構痛いです。
この日の負けは事務所スタッフの大倉君。
『大倉さんゴッチでぇ〜す。』
「こらこら〜ペットボトルは駄目だよ。缶だけ!」
「あれ、おまえ二本目じゃないか?」
いや〜今日もいい日だった。
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