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![]() ![]() 金・土曜日の練習 レースウィークスタートです。自己ベストを更新するも、トップとは程遠いタイムです。「見ててつまらない、FJなのにみんな小さくまとまり過ぎ」と監督からの一言がとても心に響きました。でもその通りだな!と、なんとなくすっきりしました。ドライビングもクルマのセットもいい方向にきてる気がして、頭のイメージでは既に表彰台に上がってます。準備はOKです。今までの全てを出し尽くします。 予選C組 この予選はかなり大事だと分かってました。ここでいつもの7、8番手だったらもう望みはないとです。走っていると3年間の経験があるからだと思いますが、どんどんタイヤのグリップが上がってくるのが分かりました。勢いを見せるんだ、誰よりもタイヤの限界を使うんだとアタックしていきました。結果は、鈴鹿チャンピオンの八重樫選手には及ばず2番手タイムでした。トップを獲れず、めちゃくちゃ悔しいです。でもトップの八重樫選手が2レグからのシード選手だった為、少しかっこ悪いけどポールポジション獲得。初めて前に誰もいないスタートです。予選中の走行は、詰まってしまったポイントがあり、もっともっとタイムが縮められたなぁと思います。反省点はあるものの、先ずは良い出足を決める事が出来たと思います。 第1レグ(5周) 前に誰もいないのは本当最高です。気持ちが良過ぎます。スタート前、横を見ると高校の時に最も相談にのってくれていた3人の姿が見えました。その3人の前で下手な走りはできません。 抜群!とはいきませんでしたが、まずまずスタートを決め、2位以下を引き離しオープニングラップを1位で通過します。しかし、今年ずっと言われていた最初の立ち上げが遅いというのがもろに出てしまいました。どんどん差を詰められ4周目には3番手に落ちてしまいました。「抜かれっぱなしでたまるかー!!」と隙を狙いながら最終ラップに突入。ペースを上げてどんどん差を詰め、3台によるトップ争いが激しくなりました。そしてS字コーナー、前の2台が絡み合い接触!!!。それが自分の目の前を塞ぐ様に飛び込んできて避けきれず、接触、コースアウト。巻き込まれたような感じでレースを終えました。もっと前の2台の動きが予測出来ていればこんなことにはならなかったと思います。レースの駆け引きが下手な証拠でした。 第2レグ(6周) ![]() 敗者復活戦(6周) 6番手スタート。「隙がある限りいっちまえー」と気合は十分だったのですが・・・。スタートから2周目だったと思います。後方のマシンが宙を舞いながら自分の真横に飛んで来ました。この接触で私はコースアウト、リタイヤ。これで私の日本一決定戦が終わりました。今年一番大事な日だったにもかかわらず、走りを全然アピールする事が出来ませんでした。 レースを振り返ると悔しい事だらけです。クラッシュに巻き込まれた事や突っ込まれた事に対する鬱憤もありますが、それは自分のスピード不足とポジショニングの悪さであり、何より一番悔しく思ったのが、走り以外の点でレースに対してのハングリーさが他の選手に負けていたという事です。今大会にはS-GTの服部尚貴選手をはじめ、たくさんのレース関係者がレースを観ていた筈です。しかし、渡した名刺がたったの2枚です。もっともっと色々な人に顔を覚えてもらおうと「11号車の小山圭です。自分の走りを見ててください。」となぜ挨拶できなかったのか?すごく自分に悔しいです。もっともっと積極的に動いて、自分でチャンスを作っていかなければならないんだと、とても勉強になりました。 ![]() 来年は、今年以上にもっともっと精力的に活動していきますので、応援宜しくお願いします。一年間支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。 (←前のページへ戻る) |
□■ 小山圭 □■ |
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