ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.5:もてぎ第5戦レポート

ランキング4位で迎えた最終戦。チャンピオン争いもここまでもつれてしまいました。 第4戦では、自分のミスから大きな失敗を犯してしまいポイントリーダーの座を不意にしてしまいました。 優勝すれば文句なしのチャンピオン!背水の陣で臨みます。 自分のために。応援して下さる多くの方々のためにも、何としてでもチャンピオンを獲らなくては! 
泣いても笑ってもこれが最後!今年のもてぎラストランを優勝で飾るぞ!

予選ヒート(20分間)
決勝レースのスタート順を決める大切なセッション。予選開始の合図と共に皆、我先に行かんとばかりに 続々とピットから飛び出してきます。

私は真っ先にコースに飛び出しました。当日は気温が低くて滑りやすかったので、スピンしないようにしっかりとタイヤを温め、3周目からアタック開始!前半から中盤にかけてどんどんタイムを更新していき、一時トップに立ちます。 しかし、その後タイムを更新されてしまい順位を落としてしまいます。「このままでは、終われない!」 他選手のスリップストリームを使いタイム更新を狙います。が、最終コーナー立ち上がりで前車がいきなりスピン!? 立ち上がりのラインを塞がれてしまい、かなり際どい状況でしたが何とかかわすも失速してしまい、タイム更新はならず・・・。その後、他選手にもタイムを更新されてしまい 5番手で予選ヒートを終えることとなりました。
スリップストリームを使えなかったことがタイムに響きました。予選は失敗したものの、優勝を狙える 位置にはいるので、再度気合を入れ直して決勝レースに臨みます。

決勝レース(10LAP)
いよいよ今年のチャンピオンを決定する時がやってきました。泣いても笑ってもこれが最後・・・ あとは自分の力を信じて全力を尽くすのみ!! 

グリッド上でチーム関係者の方々にアドバイスを頂き、ガッチリと握手。「絶対に獲ってやる!(チャンピオン)」と心に誓い、 フォーメーションラップに移ります。タイヤを温め、ゆっくりとグリッドに戻りスタートの時を待ちます。
スタート5秒前・・・・レーススタート! 今年1番と言える位の絶妙なスタートを決め、5番手から一気に2番手までジャンプアップ!この勢いのまま1位の選手をパスしよう試みましたが、ブロックがきつくなかなか 前に出られません。そうこうしているうちに後続が追いついてきて、トップグループは混戦に突入!抜きつ抜かれつのまま6周が終了。


この時点で、順位は4位。すぐ後ろに5位の選手がピタリとつけてきます。2−3コーナーのストレートで5位の選手がスリップを使って 並んできます。3コーナーのブレーキングで、相手が急に私の方にマシンを寄せてきた次の瞬間。。。相手のリアタイヤが私のフロントタイヤ に強く接触!その勢いでマシンのフロント部分が浮き上がり、コース外に弾き飛ばされてしました。これにより最終戦リタイアという 最悪の結果で茂木での1年を終えることとなりました。

今年1年を振り返ると、反省するべきところが沢山ありました。と同時に、色々な事を学ぶ事ができました。 結果は結果としてをしっかりと受け止め、今後の糧としていきます。

12月25日に、三重県にある鈴鹿サーキットで「FJ日本一決定戦」が行われます。日本のFJ使いが集結する、 とてもハイレベルなレースです。メディアからの注目度がとても高いので、ばっちりアピールしてきます!今年1年勉強したことをフルに発揮して、 必ず日本一になってきます! 今後とも応援の程、どうぞ宜しくお願いいたします。



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□■ 栗原宗之 □■
生年月日:1982.12.15
血液型:RH+O

2004年
FJ1600スポット参戦
日本一決定戦4位

HPhttp://www.masa-mune.net







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