ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.1:筑波シリーズ・開幕戦

いよいよ2004シーズンが始まりました。
今年は僕にとってFJ2年目、勝負の年。絶対チャンピオンを獲りたいと思います!

3月12日(金)13日(土)
今年からタイヤが変わり金、土曜日のフリー走行でのセッティングの調整が開幕戦ということもあり非常に重要となります
。しかし初日はマシントラブルで満足な走りをすることが出来ませんでした。2日目は自分のドライビングに多々悪い癖があり、自分が悪い乗り方をするばっかりに完璧な車を作るには至りませんでした。監督にもたくさんアドバイスを頂いたのになかなか直す事が出来ず申し訳ない気持ちでいっぱいです。この日も前日と同じ位のタイムしか出ずトップタイムとは約0.5秒程遅いタイムで正直かなりヘコみました。でも今更ジタバタ言っても始まらないので予選でも監督からのアドバイスを活かして行けるとこまで行くしかない、とある意味開き直り予選に備えます。

3月14日(日)
 そして迎えた予選。
天気も良くやる気がみなぎります。ZAPのOBの方にも駆けつけて頂き益々やる気が出ました。友人達にも感謝、感謝です!!
緊張しながら予選スタートです。最初の5周位走ってすごく良い感じ。この時点でのトップタイムを出します。しかし渋滞に追い付いてしまい一度ペースダウンして前方をクリアにして再アタック。徐々にペースアップしますがまた渋滞に追い付いてしまいなかなか満足のいくラップが出来ません。しかも一発でタイムが出せないあたりがショボイし、これが現時点でのトップとの差なのかなと思いました。結局満足のいくラップを出せないまま予選終了。
『やっちまった・・。』
絶対15位より後ろに沈んだと思いました。しかし意外にも他のドライバーもあまりタイムが上がらなかったようでなんとか7番手。まだ可能性が無いわけじゃありません。決勝までの間とにかくスタートのイメージを何度も思い浮かべます。筑波は抜きにくいサーキットだけにいかにスタートで順位を上げるかが大切です。

いよいよ決勝。
フォーメーションラップで入念にタイヤを温めスタートに賭けます。いざスタート。
『決まった!』
と思った瞬間僕は3台抜いて1コーナーに飛び込んで行きました。今までの人生で最高のスタートでした。これで4番手。前半は前の車よりもペースが良く隙あればどこでもいける感じだったのですが、そこはやはり筑波。そして表彰台争いをするドライバーはなかなか隙を見せてくれません。そんなところにスピンして動けなくなった車を撤去するためセーフティカーが入りました。これはチャンス!!っと思ったもののローリングスタート初体験の僕はちょっといけてませんでした。僕のように自然豊かな山奥でまっすぐ育った青年にはローリングスタートは向いてないのかもしれません(笑)その後も硬直状態が続き後半になると逆に車がちょっとキツくなってきました。ジリジリ離され初めて焦ってしまいミスが多くなり少し離されてフィニッシュ。悔しさが溢れて仕様がなかったです。

<あと一歩で表彰台。>
ここで乗るのと乗らないのとでは大きな差があると思いますし、ここでの反省をいかして次はもっと上を目指します。たらればになりますが予選が決まってれば勝ちも見えたはずです。ここからのあと少しは凄く大きい物だと思いますが常に勝利を目指して頑張っていきたいと思います!この場を借りてチーム関係者の方、応援に来て頂いた方に感謝と次戦の勝利を誓いたいと思います!いよいよ2004シーズンが始まりました。今年は僕にとってFJ2年目、勝負の年。絶対チャンピオンを獲りたいと思います!



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□■ 安達元気 □■
生年月日:1983.3.10
血液型:RH+O

2003年
FJ1600東北シリーズランキング5位
2004年
FJ1600東北・もてぎシリーズ参戦








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