ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.4:筑波シリーズ・第三戦

全7戦で行われる2004年の筑波シリーズも今回で早くも3戦目です。ここまでまともな成績を残せていない僕としてはなんとしても結果を残したいレースです。

22日(土) 練習日 「中途半端」
今回、練習日は1日しかありません。朝から細かい雨が降り始めたため、霧雨に煙るサーキットを疾走することになってしまいました。まだ午前中の走り始めのうちは路面はほとんど濡れてないように見え、ドライタイヤでの走行でしたが実際に走ってみると滑りやすくブレーキの時などは注意が必要でした。雨が細かいため、ゆっくりとですがコンディションが悪くなり、午後からの走行ではレインタイヤに履き替えて走りました。しかしそのままドライタイヤで走行する選手もいて、とにかく微妙で難しいコンディションでの走行でした。なんだか明日のレースに向けた練習という感じではなく、いろいろとやり残したまま中途半端に終わってしまった気がします。もちろんみんな条件は同じなんですが。

23日(日)くもり 予選(15分間) 「もう一息 詰めが甘い」

この日も前日と同じような天気でしたが雨が降り出したのは午後からで、予選は朝、決勝も昼には終わるスケジュールだったためなんとかドライコンディションでレースができました。予選が始まり序盤少し攻めすぎていて走りが荒くブレーキでのミスが多かったので走り方を変えみましたが思ったほどタイムが上がらずちょっと焦りだします。そして残り時間が少なくなりこのまま終わるのはまずいと思った僕はちょっと気合を入れてアタック。その1コーナーの進入で少々オーバースピード気味でしたがこれでうまく立ち上がれればと頑張ったら、踏ん張りきれずにスピン・・・。結局4位で予選を終えました。

決勝(18周) 「フラストレーションの溜まるレース」


決勝はまずスタートでひとつポジションを上げ3位になり、さらにその1周目の第2ヘアピンで前車がブレーキをミス、外にラインを外したため思い切ってインへ・・・・・・あとに冷静になって思い出してみるとこれは前回のレースでも同じような場面があり、その時は接触してしまいそこでいくべきではなかったと反省したばかりでした。相手も前回と同じ選手で、今回も前車がミスした段階で瞬間的にインに切り込んでいて、その後無理はしなかったので、接触はなかったのですがラインを外したため立ち上がりでスピードが乗らず次の最終コーナーで1台抜かれてしまいました。さらにそのとき、また後ろのマシンにスリップにつかれてしまい、1コーナーでインを突かれて一気に5位までズルズルと順位を下げてしまいました。その後3位の選手が単独スピンでリタイアしたためひとつポジションを上げ、さらになんとか自力で順位を上げようと前車のすぐ後ろでチャンスをうかがいながら走りましたが、相手はミスをせず僕も抜きにくい筑波でなかなか自分から仕掛けることができないまま4位で18周のレースを終えてしまいました。

スタートで3位に上がったところまではよかったのですが、そのすぐあとに2台も前に行かせてしまったことがすべてだったと思います。それからはずっと前車の後ろを淡々と走り、何もできずにそのままレースを終えてしまったわけですが、周を重ねるごとにフラストレーションが溜まっていき、もう終盤は爆発寸前というか気持ちが切れる寸前で必死に自分を抑えて走りました。まあ爆発するとどうなるかというと、無理に抜きにいってその結果はあまりいい方向にいくことはなかったと思います。やはり上位でレース中にポジションを上げるというのは筑波では難しいということを実感しました。

次戦は2ヵ月先の7月25日で間が開くのでそれまでにしっかりと練習をして臨みたいと思います。



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□■ 鈴木規央 □■
生年月日:1977.12.4
血液型:RH+O

2003年
FJ1600筑波・もてぎシリーズ参戦
2004年
FJ1600筑波シリーズ参戦








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