ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.1:筑波シリーズ・開幕戦

世の中には花粉なんか大嫌いだ!という人と、別に好きなわけではないけど嫌いでもなく、そんなことどうでもいいだろ、という人がいますが、僕は大嫌いです。つまり花粉症です。今年は例年より花粉の飛散量は少ないようですが、FJ筑波シリーズは毎年、スギ花粉が大量に飛散するそのピークに合わせるようにして、開幕戦が行われます。
もし今回結果が悪かったら花粉のせいにして「いや〜今日は花粉の量がハンパじゃなくて、鼻水止まんないし、目が痒いし、頭ボォ〜っとするし・・・」なんて冗談でもくだらない言い訳が頭に浮かんでしまったのはなんとなく悪い予感です・・・。とにかく、花粉があまり飛ばないことを祈りながらの開幕戦がはじまりました。


2日(金)くもり〜13日(土)晴れ 練習日「セットは進んでも・・・」
今年からドライタイヤが仕様変更され、昨年までのタイヤとは大きく特性が変わりました。そのため練習日は早くタイヤに合ったセッティングやドライビング方法を見つけることに重点を置いて走行しました。ところがセットの方は進んでも、ドライビングの方が進みません。つまりチームが頑張ってくれているのに、それにドライバーである僕が応えられないという情けない状況になってしまいました。常に速い選手に対してコンマ4秒から5秒くらい遅いペースで周回を重ねるという感じでした。

14日(日)晴れ 予選(15分間) 「15分は短い・・・」
開幕戦の予選は昨年のランキング順にコースインしていきます。ということで、昨年自分より成績の上だった選手が目の前にいるので、その前の選手についていってタイムを上げていこうと考えていました。そして4周目、タイヤも温まってきてタイムを出すため本格的にアタックを開始したのですが、第2ヘアピンであっさりスピン・・・。コーナー出口の縁石上に止まってしまい赤旗中断の原因になってしまいました・・・。気を取り直して再開後の残り10分に賭けようとしましたが、再開後はポジション取りが悪く、うまくクリアラップを取れずタイムがあまり上がらないまま終わってしまいました。今回は27台のエントリーだったのですが、筑波のように小さいサーキットでこれだけの台数が走るとき、よく頭を使ってクリアラップを取らなければいけないのですがそれができず、なんとも中途半端な予選になってしまいました。

決勝(18周) 「少しでも前のポジションに・・・」
15番グリッドという悔しい中段のポジションからスタートを待ちます。しかし前を見ればトップの車は意外と近くに見えるもので・・・あれっ!と、遠い・・・遥か彼方にボンヤリと見える・・・。ま、まあレースは何が起きるかわかりませんし、シリーズを考えると10位からポイントがもらえるので、少しでも多くのポイントが取れるようにと頑張りました。そしてレースはスタートで2つ順位を上げ、その後さらに3つ順位を上げて10位でゴールしました。

今回、このような情けない結果に終わってしまったのは実は花粉の量がハンパじゃなくて・・・というわけではもちろんなく、練習日からトップとタイム差があり、それを予選で無理に挽回しようと焦って無茶な走りをしたのがいけなかったのですが、遅い原因はハッキリしているので、それを必ず克服して次はまともな結果を残せるようにしたいと思います。



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□■ 鈴木規央 □■
生年月日:1977.12.4
血液型:RH+O

2003年
FJ1600筑波・もてぎシリーズ参戦
2004年
FJ1600筑波シリーズ参戦








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