ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.22:2008年開幕戦

今年もスーパーFJで戦います。
参戦2年目となる今年は、チャンピオンは当たり前。どれだけ他の選手を圧倒できるか、レースウィークやマシンセッティングの進め方も昨年よりもレベルアップして、スーパーFJで学ぶべきものを完璧に学んで来年につなげたいと思います。

今回のコラムは、開幕参戦に到るまでの1月、2月の僕の活動も含めてお伝えしたいと思います。ドライバーにとっての1月2月は通常、既にその年の参戦カテゴリーのマシンで事前テストをガンガン行っていたり、体力アップの為の集中トレーニング期間となりますが、アマチュアドライバーの僕にとっては、その年のシリーズを万全に戦うための資金を捻出する為、開幕ギリギリまで営業活動の時期でもあります。昨年お世話になったスポンサー様へのお礼と今年のお願い、新しく紹介を受けた企業様へのアタック、そして飛び込み営業とスポンサー活動を行いました。

会社の代表の方が集まる懇親会や新年会にも招待してもらったり、幹事さんに頼んで自腹を切って参加させてもらったりと、できるだけ多くの方と知り合えるように動き回りました。名刺とA4を半分に折ったパンフレットを渡して、レーシングドライバー”小山圭”を猛烈アピール。そして、名刺を頂いた方には後日、片っ端からアポのTELです。
でも、やっぱり社長さんたちは忙しい・・・。ほとんどは電話をかけても不在です。毎日2〜3時間、ずっとたくさんの方へTELをしても一件もアポが取れなかったり、取れたかと思えば既に他の予定が入っていたりと、アポ取りの難しさを改めて痛感です。(アポがガンガン獲れる営業マンってスゴイなーと感じました。)
アポが取れたら、企画書を持って売り込みです。今シーズンオフは「百聞は一見にしかず」ということで、ポータブルDVDで実際の映像を見てもらう営業をしたり、スポンサーが決まったところには契約書を作ったり、[2008年小山サポーターファイル]を作って進捗状況を管理したりと、去年と比べると営業方法も徐々にレベルアップしました。スポンサー活動を初めて約2年。「どんな出会いも無駄にしないで大切に」と「どんな出会いにも感謝」が2年間の営業活動で得た教訓です。

お会いする方のほとんどは、会社のトップの方たちですから話を聞くだけで凄く勉強になります。「オレは人生楽しくてしょうがねー」とか「オレはどんな困難も楽しんでる」などプラス思考の考え方をしてる人たちばかりです。そんなお言葉を頂くと自分まで楽しくなって、どんな事でも強気になることが出来、考え方も変わります。スポンサー活動で営業先の社長の話を聞くと、ドライバーとしてのメンタル面が鍛えられるなぁとつくづく感じます。スポンサーは断られても色々な考え方を頂けるので、どんな方にも「ありがとうございます」の感謝の気持ちはかかせません。

気持ちと言えば、言葉で自分の考えをもっと上手くアピール出来ればなぁという出来事がありました。
2月中旬「会津エンジン03」というイベントに、レーシングドライバーの卵として講演する機会を頂きました。俳優の奥田英二さんや女優の川島直美さんをはじめ、各界の著名人、地元で活躍している方など蒼々たるメンバーを招くとても大きなイベントのいち講師としての出演です。”小山圭”のコーナーには90名もの多くの方がお話を聞きに来てくれましたが、納得のいく講演になったかというと、残念ながらそうではありませんでした。過去にもラジオ番組への出演や色んなイベントに司会者とのQ&A形式で出演した経験はあったので、何とか出来るだろうと思っていたのですが、なかなかお客様の気持ちを掴む事が出来ず、自分の思いをうまく表現出来ずに伝えきれなかったり、事前に考えたネタでは時間を余らせてしまって、ふとした間を司会者の方に任せっきりになったりして、納得のいく講演会とはいきませんでした。自分の気持ちを相手に分かり易く伝える事はとても難しく、こんなに言葉が出ないものだとは思いませんでした。今後の課題の一つです。
イベントとしてはお客さんとゲーム対決をやったりしてとても賑わいました。もちろん全勝!!(前日練習しといてよかったー)でも、お客様相手に本気走りで、ちょっと空気が読めない僕でした・・・。
そんなこんなで2ヶ月間の営業を行い、気付けば愛車のミラにはスーツ、ネクタイ、ポータブルDVD、スケジュール帳、2008小山ファイル、電話帳、携帯充電器、ホッチキスとありとあらゆるものが入ってました。まるで、ドラえもんのポケットのようでした。


そして3月9日。いよいよ開幕戦がやってきました。ビジネススーツからレーシングスーツへと変身です!!たくさんの方のおかげで無事開幕戦を向えられる事が出来ました。レースウィーク初日が新車のシェイクダウンと、忙しいレースウィークとなりましたが、スポンサーのステッカーをバッチリ貼って登場です!!

〜予選〜
「ポールポジションがオレの指定席!!」とテンション上げてコースイン。しかし、なかなか1周を上手くまとめることができず予選3番手。昨年の自己ベストは更新したものの、ポールポジションは愚か、昨年私が記録したコースレコードまで奪われてしまいました。ポールは自分の真後ろを走っていた選手。ピットへ戻ると「わざわざスリップ使われてどうする、なぜ引かないんだ?バカか」と怒られてしまいました。

〜決勝〜
今回も地元からのバスツアーが組まれました。しかも2台!!そこに、個人的に来てくれた方も含めると、な・な、なんと80〜90人近い大応援団が僕のレースを観に来てくれることになりました。一時、ピットが大変なことになりました・・・(笑)。大応援団の声援、こうなったら優勝しかありません。アップでしっかり体を温め、応援メッセ−ジTシャツを着て準備は完璧です。

2位の選手がトラブルで棄権したため、実質上の2番手スタートとなりました。昨年の反省を踏まえてフォーメーションラップで入念にタイヤを温め、グリッドへロックON。シグナル点灯!!! と、次の瞬間・・・「あっ!!」と、
フライング気味のスタートでレースが始まりました。ポジションは2位。1位を追う展開です。1,2,3,4周と3位以下を引き離し、1位にジリジリと追いついていきました。「イケるぞー」と思った次の周、ドライブスルーペナルティー「D-11」の表示が・・・。やっぱりフライングスタートとの判断が下されてしまいました。やってしまいました。まさか応援団の前を60キロ以下のペナルティで走行することになろうとは・・・(涙)。
コースへ戻ったときには16位。表彰台を信じて最後までプッシュし続けましたが、届かず総合9位チェッカー。スーパーFJクラスの5位チェッカーです。こんな愚かなミスをした自分が情けなく、僕の活躍する姿を期待してもてぎにまで来てくれた方には大変申し訳なく思います。


金・土曜日のフリー走行で周りの選手がタイムアップしてくる中、自分は思うような走りができず、その焦りがフライングスタートにつながったのではないかと思います。でも2年目なんだし、もっと自信と余裕を持って取り組むべきだったと反省しています。余裕を持つには視野を広げる事と、自分の世界だけでなく他人の考えも素直に聞き入れる柔軟な考え方が出来る事だと思います。頑固すぎるところも直すべきだと、あるスポンサーさんにも言われてます。
直さなければいけない事が山ほどありますが、今年は頭をフルに使って成長しますので宜しくお願いします!!

最後に、この開幕戦にマシンを間に合わせてくれたウエストレーシングカーズ様、チームスタッフの皆さん、スポンサー・サポーターの皆さん、応援に駆けつけてくれた皆さん、バスツアーを裏で支えてくれた後援会スタッフ、ツアーの方々、今回も最高の待遇をしてくれたツインリンクもてぎ関係者様、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで今年もレースを戦えます。最高の幕開けとはいきませんでしたが、気持ちを切り替えて次のレースに臨みたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします。



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□■ 小山圭 □■
生年月日:1984.11.1
血液型:B
出身地:福島県

2003年
FJ1600練習開始

2006年
FJ1600もてぎシリーズ参戦











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