ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.3:表現って難しい・・・

今回の目標はマシンがどこでどうなるかという車の挙動を感じて、それを的確に言葉で伝えることです。

「車のセッティングを前回と変えてきている。それを感じ取れるか?」とインストラクターに言われ、どんな動きになるか楽しみになりました。一本目の走行では、前回の練習で上手くいかなかったところがいけるようになったり、逆に上手くいけていたところがコントロールが難しくなったりと、変化は感じる事ができました。
しかし、それを言葉でどう伝えていいか分かりません。思った通りに言えと言われても毎周走りがバラバラで自分でもよく分かりません。どこのコーナーでどういう操作をしたらこうなったとか、こうしないと車が曲がらないとか、車がこうなってくれたらもっと速くいけるなどと、それを言葉にすることの難しさを知りました。
金曜・土曜の走行は合計で4本あり、自分の意向で4本とも別のセッティングにしてもらいました。いきやすくなったのは感じるものの、タイムは4走行ともほぼ同じ。速くも遅くもならない感じで、「ヤル気あるのか?」と言われる始末。。。しかも「大きくセッティングを変えているのにタイムが変わらないのは何故?まだセッティングで変わるところまでのレベルに達していない」と言われました。
2日間を終え、結局自分の方向性を見いだせないまま、レースとなりました。

1回のミス。
「自信を持って元気よく走れ。」と一声かけられ、マシンのセットの事ばかり気にし過ぎて、自分の持ち味である『元気良く』を忘れてた事に気付かされました。
そうこうしている内に予選開始の時刻。いざコースイン!!
自分の前でコースインした選手が自分よりやや速い選手だと分かったので、これについていけばタイムが出るのでは?と思い、暫く後に着いていく事にしました。予想通り、新品タイヤのおかげもありますが自己ベスト更新。どんどんいくぞー!と思っていると前の選手が作戦を変えたのかペースダウン。今度は前に誰もいない自分だけの単独走行になりました。なかなかペースが上がらずさっきのタイムを上回ることが出来ません。ピットのサインボードを見るとラスト1周の文字が。
「チャンスは1回。ここでミスしたら絶対下位スタートになってしまう」と思ってました。いい感じに次々とコーナーを回り、このままいけば良いタイムが出る!と思いました。そして最終コーナーのヘアピン「ここを上手くクリアすれば」と思いながらコーナーへ進入。が、フロントロック。。。
決めなければ!という思いが欲をよび、いつもよりブレーキを遅らせ過ぎてしまい、外側に膨らんでクリップにつけないまま立ち上がって予選終了。
やってしまいました。最後の最後で大きなミス。結果は予選9位で1位との差は0.9秒。かなり大きいです。最後のミスがなければと悔やまれます。正直、最終コーナーに入る前、このままいつもどおりにブレーキングするか、いつもより遅らせるか迷いました。自分を信じての攻めだったのでしょうがないと思いました。それよりも単独になるとタイムが落ちるというのが問題です。単独だと突っ込みすぎて上手く立ち上がれてないかもしれません。

決勝
まずはスタート直後の1コーナーを上手く抜けることに集中しました。回転数を上げて、レッドシグナルを見つめます。消灯。レーススタート。20台が一斉に1コーナーに飛び込みます。
予想通り大混乱の1コーナー。クラッシュする車などもあって、マシンカウルの破片が飛び散ってきました。スピンするマシン。コースアウトするマシン。とにかく、ぐちゃぐちゃでした。そんな混乱の中、僕はなんとかポジションを一つ上げて8位で1周目を通過。一時抜かれて9位になるも直ぐに抜き返して8位のまま数周が過ぎました。6位、7位の選手が争っていたおかげもあり、ジリッジリッと差を詰め、すぐ後ろまでこれました。一発で抜いてやると思い、最終コーナーで上手く合わせ、ピタッと真後ろにつきます。ストレートで並び、ブレーキング勝負です。「絶対負けねー!」と思って突っ込みました。パッシングに成功。これで7位です。そして先を見ると、1位が独走で2位から自分までが等間隔で一列に並びました。トップのペースが落ちたのか、差が急に縮まって「イケる!!」と思いました。しかし、そう思った周のS字コーナー。ブレーキングでリアが暴れて挙動を乱し、グラベルにはみ出してしまいました。後続との差は一気に無くなり、トップグループは遠ざかりました。これで上位入賞がなくなりました。

残り2周。タイヤがタレてきたのかリアが安定せず、ミスの連発です。その重なるミスで2台に抜かれ、9位に後退。気を落ち着かせ、1台は直ぐに抜き返しましたが、もう1台はなかなか抜けません。
ラスト1周。上位走行中の1台がコースアウトした為、7位にアップでフィニッシュ。
ダメダメでした。終盤、タイヤのグリップが落ちてきてからのマシンコントロールに対応出来なかったのがコースアウトの原因です。グリップが落ちれば、今までのように走ったら挙動が乱れ、レーシングラインから外れてしまう。当たり前の事が出来ませんでした。状況が変わったら瞬時に感じ取り、それに対応できるコントロール能力が必要だと感じました。

ごめんなさい。。。
サーキットを後にし、チームガレージに戻って反省会です。自分のミスに対する軽率さから、インストラクターに怒鳴られてしまいました。
マシンのセットや動き、状況判断や原因追及を、自分がいかに軽く考えていたかを感じました。今更ながらで失礼ですが、インストラクターの熱意を感じ、第3戦に向けて気合が入りました。何が何でもコントロールしてラインに乗せてやると強く思いました。セッティングに関しての伝え方は・・・結局うまく出来ませんでした。



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□■ 小山圭 □■
生年月日:1984.11.1
血液型:B
出身地:福島県

2003年
FJ1600練習開始

2006年
FJ1600もてぎシリーズ参戦











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