ZAP SPEED RACING TEAM





VOL.2:東北開幕戦レポート

予選 15分間
初めての菅生サーキットで、初優勝を勝ち取る為に、トレーニングやウエイトコントロールをして臨みました。天気予報では曇りでしたが、予選前には太陽も出て、とても良いコンディションになりました。参加台数は、7台と寂しい台数ではありますが、内容の濃いレースになりそうです。次第に暖かくなり、いよいよ予選のスタートです。


クリアラップを取るため、周りと距離をおきアタック開始!序盤のタイヤが冷えている時は、周りよりペースが速かったのですが、グリップが上がるに連れて、2位へ転落。リヤのグリップにフロントが押されてしまい、なかなか思う走りが出来ません。ドンドン症状が酷くなってきましたが、予選残り1周に集中してアタックをかけました。最終ラップまで0.6秒ほど離されていましたが、何とかまとめて、0.2秒差の2位でフィニッシュしました。決勝へ向けて、セッティングの方向性をチームと相談して決勝へ臨みます。

決勝 12LAP    優勝まで・・・
いよいよ決勝レースの始まり。予選で辛かった、マシンのアンダーステアを解消する為に、リヤの足回りのセッティングを変更しました。コースインの時間になり、メカニックさん達と握手を交わし、いざ戦場へ!
インラップでマシンの様子を見て、変更点を実感し。フォーメーションラップでタイヤをシッカリ暖めて、グリットへ!スタートに集中する。


レッドシグナル消灯!

弾丸スタートを決めて、かなりの差をつけました。一定の差を保ったまま、最終コーナーへ!上りのキツイ最終コーナーで、予選同様にアクセルを踏んでも、回転が上がらない。エンジンの異常かと思うほどでした。最終コーナーまでついていた差も、ストレートでは、ミサイルの様なスピードで抜かれていきました。
序盤は、この状態が続き、1位と凄い差が出来てしまいました。やはり最終コーナーが鬼門で、離れる一方でした。そんな時、ふと思いつきました!こうなったらアクセルを踏んで行くしかない!最終コーナーは一歩間違えると廃車になる位、危険なポイント。スピードをのせて最終コーナーを、弱ドリフトしながらアクセルを踏み込んでみるとストレートが嘘の様に伸びていく!セッティングの変更で、フロントタイヤがブレーキになっていたのです。

ここから快進撃の始まりです。遠くに離れていた、1位へみるみる内に追いついていき、バトル開始です!SPコーナーで、後ろにつき、最終コーナー進入で1位がアウトへ振ったと同時にインに切り込む!しかし、最終コーナーが上らず、同じ隊列へ。次に仕掛けたのはS字ハイ ポイントコーナーで、頭をねじ込んで1位へ!最終コーナーで踏んでくるも、スリップを使われ1コーナーで抜かれました。その周のバックストレートで、スリップを使い再び並ぶも抜け切れない。エンドのブレーキングで、前がブレーキしたと同時に、横へ出てブレーキ!!きわどいながらも、1位を奪いました。鬼門の最終コーナーは、高速ドリフトです!これでもか!!と言うくらい踏み込み最終コーナーで差をつける事が出来ました。

このまま自己ベストを出しながら、残りの周回で差をつけて初優勝しました!もっと早くマシンの限界点の高さを感じていれば、楽な展開になっていたと思います。序盤で冷静さを欠いた事に反省するも、限界を超えると見える、新しい走りを掴む事が出来、とても勉強になったレースでした。


今回のレースで初優勝する事が出来ましたのも、皆様が応援して下さったからです。本当に有り難う御座います。今回の優勝が、今後の活動に大きな変化を与えてくれると思いますので、今後とも応援の程、宜しく御願い致します。



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□■ 栗原正之 □■
生年月日:1982.12.15
血液型:RH+O

2004年
FJ1600スポット参戦
日本一決定戦参戦

HPhttp://www.masa-mune.net







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